エレベータと連携して荷物を配送
(NEDO実証)
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業実施者として、自動走行ロボットによるエレベータ連携システムを利用した屋内配送の実証実験を実施しました。
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーには管理の東急不動産様株式会社様によって、三菱電機ビルソリューションズ株式会社様のスマートシティー・ビルIoTプラットフォーム「Ville-feuille(ヴィルフィーユ)」が導入されており、ロボットはビル全域で利用可能なソフトバンクLTE回線を経由して、同プラットフォームの機能を利用、ほぼすべてのエレベータと連携し、ビル内を自由に移動することが可能です。(プラットフォームは他のロボットでも利用可能、当該ビルでも実績あり)
利用するロボット「Cuboid」は2019年の総務省実証事業においても実績があります。
お知らせ
東京ポートシティ竹芝オフィスタワーの館内物流概要と実証内容
東京ポートシティ竹芝オフィスタワーの館内物流は佐川急便株式会社様にてご対応いただいております。(他の配送事業者様の荷物も地下1階にて一旦受領し、佐川急便株式会社様が一括して館内の物流を担う仕組みです)
ソフトバンク及びグループ企業が入居するオフィスフロアでは佐川急便株式会社様とソフトバンクの社員サポート部門が連携し、中間拠点階でソフトバンク側が荷物を仕分けてから再度佐川急便株式会社様が各フロア・部署に配送しています。
今回、実際の配送オペレーションへの組み込みを目指し、中間拠点からChief Scientist室に配送される実際の荷物を配送ロボット及び受け取り人への連絡システムを用いて配送する実証を行いました。
NEDO講座
「自動配送ロボのラストワンマイル」登壇
2022年5月11日に行われたNEDO講座「自動配送ロボのラストワンマイル」シリーズ02にて実証事例紹介を行いました。
資料DL:https://www.nedo.go.jp/content/100948535.pdf
イベントページ
「自動配送ロボのラストワンマイル」シリーズ02の開催の報告
https://www.nedo.go.jp/events/report/ZZCD_100024.html